ローソンは、デリバリー専用として開発した商品を店内の厨房で調理して提供する「ゴーストレストラン」サービスを、九州エリアで新たに展開を開始したと発表した。
まずは福岡市内の20店舗から導入を開始し、今後導入店舗を広げていく予定だという。
同サービスは2022年1月、東京都内の1店舗で実証実験を開始し、現在関東、近畿、中部、東北エリアの約300店舗(2025年3月現在)で展開中。九州エリアでの導入は今回が初めてとなる。
利用者は、Uber Eatsなどのアプリを通じて注文する仕組みで、注文後に調理を行うため、出来たての商品を届けることが可能。店舗では、朝食や昼食需要に合わせて調理を行っている店内厨房の空き時間活用にもつながるとのことだ。

今回導入するゴーストレストランのブランドは、スパゲッティをメインに展開する「スパゲッティの小屋」、炒飯をメインに展開する「炙りチャーシュー炒飯店」、フライドポテトなどをメインに展開する「Fried Foods Shop」の3ブランド。

ローソンは、店舗の厨房を活用することで、飲食店が少ない地域のレストラン代わりにもなるデリバリーを目指しているとのことだ。