静岡県磐田市は、同市北部の豊岡支所がリニューアルし、静岡県内の庁舎施設として初めて「Nearly ZEB認証」を取得したと発表した。

静岡県磐田市の豊岡支所が環境に配慮しリニューアル

豊岡支所は、老朽化した昭和56年建設の旧庁舎を建て替える形で整備されたもので、省エネ・創エネ設備を導入し、エネルギー消費量を削減させたという。これにより、「Nearly ZEB」(※)認証を取得したとのことだ。

新庁舎では、高効率空調設備や全熱交換換気設備、高断熱材、Low-Eガラス、LED照明の導入に加え、屋根全面に84枚の太陽光パネルを設置し、約30kWの創エネを実現。

同市は「2050年ゼロカーボンシティ」実現を掲げており、本庁舎の整備もその一環であるとしている。