ツクリエは、京都府向日市のJR向日町駅前に、脱炭素関連スタートアップ向けインキュベーション施設「ZET-BASE KYOTO」を4月21日に開設すると発表した。

同施設は、京都銀行が新設する3階建て店舗の最上階に位置し、コワーキングスペースやシェアオフィスを備えているという。
「ゼロカーボンものづくりによるゼロカーボンまちづくり」を推進する「ZET-valley」構想の一環として設立し、インキュベーションマネージャーやコミュニティマネージャーが入居者に対し、資金調達やビジネスマッチング、研究機関との連携などにおいてサポートするとしている。
入居対象は、脱炭素分野に関連するスタートアップやスタートアップ支援者であり、半導体やEV、再生可能エネルギー、サステナブルファイナンスなど多岐にわたるビジネス領域が含まれるとのことだ。
施設内には、数人用と10人前後で作業できるスペースが設けられたネストエリア(個室オフィス)と、フリーアドレス型ワークスペースのフォレストエリアが設けられ、起業初期から成長段階までの多様なニーズに対応するという。

■施設概要
施設所在地:〒617-0002京都府向日市寺戸町山縄手21番1京都フィナンシャルグループMUKOUビル3階
アクセス:JR向日町駅より徒歩2分、阪急東向日駅より徒歩5分