CHIMJUNは、全国の10代〜50代の男女を対象に「SNSと個人の感情について」に関する調査を実施し、その結果を公表した。
■自身の感情を把握できずに失敗や後悔がある人は半数以上。若年層はさらに多い傾向に
「本当の自分の願い」や「理想の生き方」が明確だと感じているか聞いたところ、「明確にわかっている」「なんとなくわかっている」と回答した人は約半数近くにのぼった。一方で、「わからない」と回答した人も半数近くに達した。

次に、感情を自分で把握できていなかったことで、仕事や人間関係で失敗・後悔した経験はあるか聞いたところ、全体では「たくさんある」「ときどきある」という回答が約半数を占めた。
年代別では、10代〜20代は「たくさんある」「ときどきある」を合わせて57%と、平均を上回る結果となり、40代から50代では45.2%と10ポイント以上の差が見られた。

■2人に1人は自分の気持ちを正直に話せる相手がいない。女性よりも男性の方が多い結果に
「自分の気持ちを正直に話せる相手」がどのくらいいるか聞いたところ、全体では約半数が「何人もいる」「1~2人だけいる」と回答した。
男女別でみると、男性では「何人もいる」が10.2%、「1~2人だけいる」が36.8%に対し、女性は「何人もいる」が9.8%、「1~2人だけいる」が45.0%となり、男性は半数に満たない一方で、女性は半数以上が話せる相手がいると回答した。
最後に、「自分の感情を見つめ直す」ために興味を持っている、または試したことのある方法を聞いたところ、「特にない」という意見が多かったが、「座禅」「瞑想」「読書」「デジタルデトックス」「自分の感情や思っていることを文字にする」など、日常生活で欠かせないスマートフォンから離れる方法が多くあげられた。

【調査概要】
調査期間:2025年2月26日~2025年2月26日
調査方法:第三者機関によるインターネット調査
調査人数:1,000人
調査対象:10代〜50代の男女
<参考>CHIMJUN『SNSと個人の感情について』