Liberawareは、神戸市の協力の元、TKKワークスと共同で小型ドローンを活用した距離計測技術の実証実験を実施したことを発表した。
同実証は、下水道管路内の点検においてドローン挿入地点と対象物との距離を測り、下水道管内の状況を把握するためのより高度な情報取得を可能にするとしている。

下水道管路内の調査では、ドローン挿入地点と対象物との距離が調査活動において非常に重要な情報となるという。同実証実験では、IBISへの応用が検討されている新しい通信モジュール、およびその他の測定方法を用いて、距離計測が可能であることを確認。
これにより、下水道管内の状況を把握するためのより高度な情報取得が可能になるとしている。
同社は、同実証の成果を踏まえIBISへの応用に向けて開発を進め、下水道点検の現場でより広く活用されることを目指すとのことだ。
■実証本概要
場所:兵庫県神戸市のトンネル内
日時:2025年3月28日
参加者:Liberaware、TKKワークス、神戸市
提供(一部製品):OMデジタルソリューションズ株式会社
使用機材(一部製品):