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リ・カレントは、最新若手調査として、東京都在住の20代420名を対象に「働く」に関する意識調査を実施し、結果を公表した。
■生成AIを「活用していない」回答者は全体の7割、生成AIの広がりに「とても不安」は7%にとどまる
「現在、業務でAIツールを活用しているか」という質問に対し、「全く活用していない」とする回答は45.5%、「ほとんど活用していない(数回試した程度)」回答は26.0%となり、合わせて全体の7割近くの回答者が生成AIをほとんど使用していないことがわかった。
また、「AI技術の広がりについて、不安な気持ちはあるか」という質問に対しては、「まったく不安を感じない」回答が29.2%、「あまり不安を感じない」回答が34.5%となり、合わせて全体の6割超という結果に。

■今後の生成AI活用イメージ「わからない」が36.3%、生成AIを使わない理由1位は「業務で機会がない」
また、今後の生成AIの活用イメージについて、「今後、仕事・業務において、あなたはAI技術をどのように活用していきたいか」と質問したところ、「わからない」とした回答が36.3%で最多に。
生成AIを利用する上での障害・困りごとについて「AIツールを使用する上で、困っていることはあるか。もしくは、AIを使用しない理由として、あてはまるものはあるか」と質問したところ、「現在の業務では活用する機会がない」(23.8%)が最も多く選ばれた。
次いで「使い方がわからない」(20.3%)、「会社が技術・ツールを導入していないため、使えない」(20.2%)と続く。

5.キャリアビジョンを持つ人ほど生成AIに期待感を持ち、活用頻度も高い結果に
働く価値観(何のために働くか、どのようなキャリアを築きたいか、ロールモデルはいるか)などの回答結果とクロス集計を行ったところ、価値観を明確に持つ回答者ほど、生成AI技術の広がりに期待感があり、また実際の活用頻度も高いことがわかった。

【調査概要】
・調査対象:東京都在住の20代400名
・調査期間:2025年3月上旬
・調査方法:選択回答及び自由回答式インターネット調査
※構成比の数値は、四捨五入のため100%にならないことあり。
※実際の東京都の人口構成に合わせるために、回収サンプルに重みづけを実施(ウェイトバック集計)
※非有効回答を含まないグラフもあり。
<参考>
リ・カレント株式会社『「働く」に関する意識調査』