コスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモ石油マーケティングは、八王子市の市立小中学校および義務教育学校107校へ、実質再生可能エネルギー100%の電力(以下、実質再エネ電力)を、4月1日より供給開始すると発表した。

八王子市内の学校107校へ実質再エネ電力の供給開始

八王子市は、2022年2月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年までにCO2排出実質ゼロをめざしており、また2023年3月には八王子市地球温暖化対策地域推進計画を改定し、脱炭素社会実現に向けた取り組みを強化しているという。

同計画に資する取り組みとして、コスモ石油マーケティングは、八王子市の市立小中学校および義務教育学校107校に再エネ電力プラン「コスモでんきビジネスグリーン」を提供。

「コスモでんきビジネスグリーン」とは、コスモエネルギーグループのコスモエコパワーが発電する風力電源等を用いて、再エネFIT電源に紐づくトラッキング付非化石証書を組み合わせた再エネ電力プラン。

今回の導入により、八王子市立107校の年間使用電力量約1,700万kWhが実質再エネ電力に切り替わるとし、これは八王子市内の公共施設で使用する電気の約29.2%にあたり、年間約7,700トンのCO2排出量を削減できる見込みだとしている。

コスモ石油マーケティングは今後も、自治体や企業の皆さまの環境負荷軽減を支援し、脱炭素社会の実現に向け、さまざまな取り組みを継続していくとのことだ。