ロッテは、使い捨てプラスチック使用量削減の取り組みの一環として、チョコパイパーティーパック、カスタードケーキパーティーパック、トッポ袋に使用しているプラスチックトレーを薄肉化したと発表した。
3製品合わせて年間約88.7トンのプラスチック使用量削減を見込んでいるとのことだ。

同社は、チョコパイパーティーパック、カスタードケーキパーティーパックでの取り組みを2020年から段階的に進め、トレーの厚みを0.35㎜から0.31㎜に変更。プラスチック使用量を約11%の削減を実現したという。
今回の変更では、耐衝撃強度を保つため、トレー側面の縦線(リブ)の本数を増やし、横方向の段差があらたに追加されている。なお、同取り組みによる原料の削減量としては年間約83.0トンを見込んでいる。

また、トッポ袋での取り組みは2018年より段階的に進められており、トレーの厚みを0.25mmから0.22mm、高さを40mmから35mmにすることで、プラスチック使用量を約12%削減。
今回の取り組みと合わせて、プラスチック原料の削減は年間約5.7トンを見込んでいるとのことだ。

また同社は、環境に配慮する取り組みを利用者にわかりやすく伝えるため、「スマイルエコラベル」を製品の容器や包装に順次表示。

同社独自の環境配慮基準をクリアした製品が対象で、今回の製品にも順次表示していくとのことだ。