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一般社団法人徳志会は、「運動とこころの健康に関する調査」を実施し、結果を公表した。

■運動習慣がある日本の成人は3割程度
厚生労働省「国民健康・栄養調査」によると、運動習慣のある日本の成人の割合は男性で36.2%、女性で28.6%であることが報告されているという。
運動習慣は心身の健康にプラスの影響を与えることが承知の事実である中で、国内で運動習慣がある成人は約3割程度にとどまっている結果に。今回同会は、運動習慣の有無がうつ病の発症リスクに与える影響に関して深く理解するため、同調査を実施したとのことだ。
■約7割の方は社会人になってからメンタルヘルス不調の経験がある
全国の会社員に対して社会人になってからメンタルヘルス不調を経験したことがあるか調査した結果、約7割の人が社会人になってから何かしらのメンタルヘルス不調を経験したことがあると回答。

■約1割の会社員はメンタルヘルス不調によりうつ病を経験している
社会人になってからうつ病を発症したことがあるかという質問では、調査した会社員の約1割がこれまでにうつ病を経験したことがあると回答する結果に。

■メンタルヘルス不調未経験者の約6割は1週間に1度以上の運動習慣がある
メンタルヘルス不調を経験したことがない会社員に対して、日頃の運動習慣について調査したところ、約6割は1週間に1度以上の運動習慣があることが判明。

■メンタルヘルス不調経験者の73%は1週間に1度以上の運動習慣がない
メンタルヘルス不調を経験したことがある会社員に対して、日頃の運動習慣について調査したところ、メンタルヘルス不調経験者の73%は1週間に1度以上の運動習慣がないことがわかった。

■うつ病経験者の約9割は1週間に1度以上の運動習慣がない
うつ病を経験したことがある会社員に対して運動習慣を調査したところ、うつ病経験者の約9割は1週間に1度以上の運動習慣がないという結果となった。

【調査概要】
調査期間:2025年2月15日~2025年2月28日
調査機関:一般社団法人徳志会(自社調査)
調査対象:全国の会社員
有効回答数:500サンプル
調査方法:インターネット調査
<参考>
一般社団法人徳志会「運動習慣がこころの健康に与える影響に関するアンケート」