丸井グループは、これからの未来を担う人材の採用強化につなげる人的資本投資として、2025年4月の新卒入社社員より、初任給の引き上げを実施すると発表した。

新たな初任給は、大学院卒・大学卒で31万5,000円、専門卒で24万8,500円とし、現行から最大3万5,500円の引き上げとなる。

丸井グループ、初任給引き上げを実施

同社は、「好き」を応援するビジネスを新たな事業戦略として推進。顧客一人ひとりの好きを応援するだけでなく、社員自身の「好き」を活かすことで創造性を高め、イノベーションの創出につなげていくと考えているという。

その実現に向け、優れたポテンシャルを持つ次世代の人材との出会いを広げ、同社で活躍できる仲間を集めるため、初任給の引き上げは重要な要素の一つと位置づけている。

また、「人の成長=企業の成長」という経営理念のもと、社員の成長や働きがいに対して積極的に投資を行う人的資本経営に注力してきた。

今回の初任給引き上げは、未来の仲間となる将来世代のポテンシャルや働きがいへの人的資本投資であり、入社後の成長を支援する取り組みとともに実行することで、企業の持続的な成長につなげていくとしている。