Uber Japanは、スマートフォンアプリ「Uber」でタクシーを配車できるサービス「Uber Taxi」を静岡市で開始したと発表した。

Uber、静岡県静岡市でタクシー配車サービス開始

静岡県内でUber Taxiが利用できるようになるのは今回が初めてとなり、これによりUber Taxiが利用可能な地域は21都道府県に拡大したという。

静岡市は、北に南アルプス、南に駿河湾を有する自然豊かな県庁所在地であり、近年はクルーズ船の寄港増加に伴い、外国人観光客が増加。同市では、観光地を結ぶ交通ネットワークの形成やインバウンド観光への対応が課題となっており、今回のUber Taxi導入はこれらの課題解決に寄与するとしている。

Uber Taxiの利用方法は、アプリで乗車場所と目的地を入力し、配車を依頼するだけで、付近のタクシーとマッチングされる。また、クレジットカード等を事前登録することで、自動決済が可能となり、乗車後の支払い手続きが不要だという。さらに、アプリは多言語対応しており、訪日外国人もスムーズに利用できるとしている。

同社は、月額498円・年額3,998円で加入できる定額サービスプログラム「Uber One」も提供しており、加入者は高評価のドライバーと優先的にマッチングされるほか、乗車料金の10%相当のクレジットが付与され、次回のタクシー乗車時やUber Eatsの割引として利用できるとのことだ。