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「年収の壁」により3割超が働き控えを経験 123万円に引き上げられた場合、約2割が「働く時間を増やす」と回答

求人サイト「しゅふJOB」を運営するビースタイルメディアは、現在就業中の主婦・主夫層を対象に、「年収の壁」に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。

■年収の壁があることで働き控えをしている:34.3%

年収の壁があることで働き控えをしているか聞いたところ、34.3%が「はい」と回答。

年収の壁があることで働き控えをしているか

■働き控えによる影響「生活に必要な収入を得られていない」:45.2%

働き控えによる影響として、「生活に必要な収入を得られていない」と回答した人が45.2%で最多に。また、「もっと働きたいのに働けない」という回答が37.8%と3番目に多かったことから、年収の壁が主婦層の収入に影響を及ぼしていることがわかった。

働き控えによる影響

■123万に引き上げられた場合の影響「働く時間を増やす」:22.0%、「影響はない」:21.3%

「103万の壁」が123万に引き上げられた場合の影響として、「働く時間を増やす」と回答した人が22.0%で最多だった。

たとえ20万の引き上げであっても、主婦層の働き控え解消や収入増加に一定の効果が期待できることが伺える。一方、僅差で「影響はない」という回答が続いたことから、今後さらに高い金額に設定された場合、労働市場に与える影響はより一層大きくなるのではないかと同社は考察している。

「103万の壁」が123万に引き上げられた場合の影響

【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:671名
調査実施日:2025年1月21日~2025年2月3日まで
調査対象者:求人サイト『しゅふJOB』登録者のうち、現在就業中の人

<参考>しゅふJOB『「年収の壁」に関するアンケート調査

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