チクマは、北九州マラソン実行委員会と連携し、マラソン実施の2月16日の前々日および前日に、ランナー受付会場に回収ボックスを設置し、不要になった衣類品の回収・リサイクルを行うと発表した。
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昨今、温室効果ガスによる地球温暖化や海洋汚染といった環境破壊が深刻化しており、世界中で対策が急がれている。
繊維産業においても、衣類の大量廃棄問題や製造工程における環境負荷がクローズアップされるなど、サステナビリティ課題の解決が急務となっている。特に、廃棄量のうち多くの割合を占める一般家庭で不要となった衣類の有効活用が望まれているという。
一方で、衣類回収・リサイクルには様々な課題があり、未だ大部分が再利用されることなく、一般廃棄物として埋立てあるいは焼却処分されているとのことだ。
このような背景を踏まえ、同社では不要になった衣類のリサイクルを実施。福岡県北九州市との共同事業であるマテリアルリサイクル企業、NCSを活用し、回収された衣類は、自動車内装材料にリサイクルされ、新たな製品に生まれ変わるとのことだ。
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