アスクルは、商品廃棄ロス削減を目的とした取り組み「Go Ethical」において、累計廃棄削減数が200万個を達成したと発表した。

アスクル、商品廃棄ロス削減の取り組みGo Ethicalで累計削減数200万個を達成

Go Ethicalは、2019年11月に一般消費者向け通販サービス「LOHACO」で開始された。従来メーカー側で廃棄されていた品質に問題のない商品を、アウトレット価格で販売する取り組みである。2023年9月からは、事業所向け通販サービス「ASKUL」でも開始され、文具や梱包資材、事務機器などのカテゴリへ対象が拡大された。2025年1月20日時点で、77ブランド・メーカーが参画し、累計廃棄削減数は2,022,986個に達した。

さらに、アスクルはサプライチェーン上流での取り組みを推進し、製造工程で発生する規格外品や端材の販売にも着手している。2024年7月には、製造工程でボトルの外見が規格外となり廃棄されていたオリジナル天然水「つながる天然水」を数量限定で販売。2024年12月には、製造工程で発生した端材をアップサイクルした養生テープと両面テープをGo Ethicalオリジナル商品として展開した。

アスクルは、今後もメーカーとの共創を推進し、「エシカル eコマース」の実現に向けた取り組みを強化するとしている。