ジブリパークは、3月から4月にかけて「春のどんどこ祭り」を初開催すると発表した。

ジブリパーク、3、4月に「春のどんどこ祭り」を初開催

同イベントでは、ジブリパークやスタジオジブリ作品により親しめる多数のイベントが魔女の谷内ほかで毎週実施される。ジブリパークのチケットを持っていなくても参加できる催しを多数用意しているとのことだ。

各イベントの詳細は以下の通り。なお、開催時間や申し込み方法など各イベントの詳細は2月下旬~3月上旬を目途にウェブサイトで発表予定だという。

■春のどんどこ祭り

3月16日 魔女の谷開園1年 マーチングバンド演奏

『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』、『アーヤと魔女』という作品に描かれたヨーロッパ風の街並みを地元・愛知で活躍している東邦高校マーチングバンド部(名古屋市)がにぎやかに練り歩く。

会場:魔女の谷内
※魔女の谷に入場する人は誰でも鑑賞可能。公演スケジュールは後日通知。

魔女の谷のヨーロッパ風の街並みにある『ハウルの動く城』の「ハッター帽子店」

3月21日~23日 ジブリパークの音響世界 powered by au

専用のイヤホンを付けると、ジブリパークのエリアやその周辺、エリアをつなぐ愛・地球博記念公園の園路などで、目の前の光景に連動した音楽や効果音が聴こえてくる。公園内を散策しながら、スタジオジブリ作品の世界を音からも楽しめるという。

会場:愛・地球博記念公園内
※事前申込制。ジブリパークのチケットを持っていなくても申し込み可能
※ジブリパークのチケットを持っている人はエリア内数カ所でも体験可能。

【3月29日、30日 もののけの里 陶芸体験】

ジブリパーク周辺は瀬戸焼で知られる焼き物の産地で、陶芸が盛んな地域。『もののけ姫』をイメージした里山風景の中で、瀬戸の土を使って、子どもも大人も思い思いのオリジナル陶器(皿)を作ることができるワークショップ。

会場:もののけの里内
※事前申込制。ジブリパークのチケットを持っていなくても申し込み可能
※対象は小学生以上

『もののけ姫』をイメージしたもののけの里

【4月5日、6日 魔女の谷 ミニほうき作り体験】

親子で力を合わせ、コキアで小さなほうきを作る体験ができる。

会場:魔女の谷内
※事前申込制。ジブリパークのチケットを持っていなくても申し込み可能
※対象は小学生と保護者。子どものみ、大人のみの参加は不可

『魔女の宅急便』の「オキノ邸」がある魔女の谷

【4月13日 風の音楽祭】

ジブリ作品では歌ったり演奏したりするシーンが印象的だが、そのシーンにまつわるジブリパークのエリアで、さまざまなアーティストが歌や楽器演奏を披露。エリア外にもステージがあり、ジブリパークや公園を巡り、緑の中で心地良く音楽の世界に浸ることができるという。

出演:アン・サリー、Kitri、Eureka Quartet(エウレカカルテット)ほか
会場(予定):愛・地球博記念公園の西口案内所・休憩所、青春の丘・入場ゲート前、魔女の谷内
※愛・地球博記念公園の西口案内所・休憩所、青春の丘ではジブリパークのチケットを持っていなくても鑑賞可能。
※公演スケジュールなど詳細は後日通知。

『耳をすませば』の「地球屋」がある青春の丘

■短編アニメーション映画

ジブリの大倉庫の「映像展示室オリヲン座」ではスタジオジブリ制作の短編アニメーション映画を月替わりに上映している。4月の上映作品は『パン種とタマゴ姫』(宮﨑駿監督)。3月は『やどさがし』(宮﨑駿監督)を上映予定。

『パン種とタマゴ姫』の一場面 © 2010 Studio Ghibli『パン種とタマゴ姫』の一場面 © 2010 Studio Ghibli

■ジブリパーク 施設概要

所在地:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
営業時間:平日10:00~17:00、土・日・休9:00~17:00
休園日:火曜(休日の場合は翌平日)他
※3月25日、4月30日は営業日