仮想発電所ベンチャーの操電は、事業拡大に伴い、千葉県市川市に実験や検証を行う新拠点を設置したと発表した。

千葉県市川市に実験・検証を行う新拠点開設

同社は、電力価格の高騰や再生可能エネルギーの不安定性といった社会課題に対し、「エネルギーの民主化」というコンセプトのもと、エネルギー領域の新たな価値創造に取り組んでいる。

現在は、電力市場の価格変動を活用した蓄電池の最適制御やマンション向けバーチャル蓄電池など、次世代の電力活用サービスの開発から実装までを進めているという。

今回開設する千葉新拠点は、倉庫機能を備えるとともに、事業に関連する実証実験や工事関連の検証を行う実験・配送拠点として活用。

今後は拠点内でEV車の充電機能も備える予定で、実証実験や検証を通じて得られた知見は、利用者への提案や新サービスの開発に活かしていくとのことだ。

新拠点

同社は今後も、新拠点の設置を機にさらなる事業拡大を目指していくという。また、パートナー企業との連携を深めることで、より柔軟で持続可能なエネルギー利用の実現を目指していくとしている。