DHLサプライチェーンは、ボルボ・カー・ジャパンと協力し、浦安ロジスティクスセンターとボルボディーラー間の保守部品配送に電気自動車(EV)を導入したと発表した。

DHLサプライチェーン、ボルボ保守部品物流にEVトラックを導入

導入されたEV車両はリチウムイオン電池(容量82.7kWh)を搭載し、1回の充電で最大245kmの航続距離を実現。主に近隣のボルボディーラーへのラストマイル配送に使用され、排出量削減と物流の効率化を図るとしている。

浦安ロジスティクスセンターは、地域ごとの在庫管理と迅速な配送に重点をおき、ボルボディーラーへ保守部品を適時配送している。

同社は、2050年までに物流からの排出量をネットゼロにする目標に向け、今後も日本でEVの導入を進め、倉庫および輸送業務において代替ソリューションを推進する方針だ。

DHLグループは、引き続き顧客のサプライチェーンの脱炭素化を支援し、低炭素物流のフロントランナーであり続けることを目指すとしている。