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ネオマーケティングは、全国の20歳以上の男女1,000人を対象に「トレーディングカード」に関するインターネットリサーチを実施し、その結果を発表した。
■トレカを購入・収集している目的
トレカを購入・収集している目的としては、「コレクション目的」が67.7%で最も多く、「ゲームや対戦目的」を上回った。このことから、トレカは遊ぶためのツールというより、所有欲を満たすものとして捉えられている傾向がうかがえるという。
■トレカの収集歴
トレカの収集歴については、全体では「5年以上」のベテランが40.5%と大多数を占める一方で、「3か月未満」の新規参入者も14.9%存在した。投資目的の場合、「3か月未満」の割合が30.5%と最も高く、投資目的での新規参入が多いことがわかった。
※過去に購入・収集していて、最近また購入・収集し始めた人は「最近集め始めた時点から現在までの期間」を回答
■1カ月あたりの、トレカの購入金額
1カ月あたりのトレカの購入金額は、全体で「5,000円未満」が47.0%で最多、次いで「5,000円〜1万円未満」が18.0%となった。月に10万円以上費やす割合は10%未満にとどまっており、現状、トレカ収集は少額で行う傾向にあるようだとしている。特に投資目的の場合、「5,000円未満」が57.3%と、その傾向が顕著である。
■購入・収集しているトレカ
購入・収集しているトレカの種類は、「ポケモンカードゲーム」が49.4%で最も多く、投資目的の場合でも同様に「ポケモンカードゲーム」がトップとなっており、今後の成長性が期待されていることがうかがえるという。
■カード売買で利益を得た経験
カード売買で利益を得た経験がある人は38.1%、ない人は49.2%だった。投資目的の新規参入者がまだ売買に至っていない可能性も考えられるという。
■これまでにトレカの売買で得た総利益
また、トレカ投資者の12.5%がこれまでにトレカの売買で得た総利益が100万円以上に達していることも明らかになった。全体では「5万円~10万円未満」の利益を得ている人が19.2%で最多だったが、投資目的の場合、「1万円未満」が最多であるものの、「100万円以上」の利益を得たケースも存在し、トレカ投資の潜在的な可能性を示唆している。
■トレカの主な売却先
トレカの主な売却先は、「専門店の店頭買取」が37.2%でトップ、次いで「フリマアプリ」が30.7%となった。投資目的の場合、専門店の店頭買取を選ぶ割合が高く、短期売買目的の場合はフリマアプリやオークションサイトが利用されている。
■査定価格への満足度
査定価格への満足度については、満足している人が69.3%、不満な人が30.7%だった。
※「売却することはない」を除く全10項目を表示
■トレカを投資・売却利益目的で購入・収集する意向
今後、トレカを投資・売却利益目的で購入・収集する意向がある人は、積極層が21.4%、見込み層が33.8%という結果になった。
【調査概要】
調査方法:ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式
調査対象:全国の20歳以上の男女
有効回答数:1,000名
調査実施日:2024年12月24日〜25日