セルバは、20〜40代の社会人男女300名に「出世意欲に対するアンケート」を実施し、結果を公表した。
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なお、同アンケートは「一般社員」を役職なし・主任・係長、「管理職」を課長以上の役職と定義しているとのことだ。
■今より出世したいか?
社会人300人に「会社で出世したいか」を聞いたところ、最も多かった回答は「出世したくない」(125人)で42%という結果に。
「どちらでもよい」(87人)と合わせると、約71%の社会人が出世を望んでいない(出世意欲がない)ことが分かった。
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年代別で見ても、「いいえ」(出世したくない)と回答した割合は全年代で40%付近をキープをしており、社会人の5人に2人は出世を望んでいないことがうかがええる。
一方、「はい」(出世したい)と回答した割合に注目すると、20代が40%と最も大きい割合となった。
このことから同社は、「最近の若者は出世したがらない」という意見は必ずしも正しくなく、全世代で出世意欲が減少していること、若者の方が出世意欲が高いことがわかったとしている。
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■仕事とプライベートどちらが大切か?
仕事とプライベートの理想のバランスを聞いた結果、50%が「仕事よりプライベート」を優先させたいと回答。「どちらも充実させたい」が44%と僅差に迫るが、最近はプライベート優先の生活を好む人が多いことがうかがえる結果に。
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なお、年代別に見ると、30代が最もプライベートを優先する割合が大きくなっている。
また、「プライベートより仕事」派はどの世代でも最も少ない割合になっているが、若い世代になるほど若干その割合が大きくなる結果となった。
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【アンケート調査の概要】
調査期間:2025年1月6日〜2025年1月13日
調査期間:クラウドワークスを利用した自社調査
調査対象:正社員として企業に勤めている20〜40代の社会人300名
有効回答数:300
<参考>
セルバ『出世意欲に対するアンケート』