カソクは、静岡県富士宮市の宿泊施設「掬水(きくすい)」の新規運営を開始したことを発表した。
同施設は、部屋が4室のみのこだわりの宿。仁寿3年(西暦853年)から現存する、「富士山本宮浅間大社」の中にあるという。
富士山本宮浅間大社は全国の浅間神社の総本山であり、富士山と共に世界遺産に登録されている。富士山の麓の閑静な場所にあり、富士山本宮浅間大社と一体となっていることで、まるで自然の中にいるかのような体験ができるとのことだ。
■施設紹介
客室
①浅間の間(せんげんのま)
3階の「浅間の間」には、スイートルームとして広々した2つのベッドルームの他に、リビングルーム・キッチン・ダイニングルーム・バスルーム・ワーキングスペースがあるという。最大10名で宿泊可能な最も広い部屋で、湧玉池を眼下に一望できるとのことだ。
②水の間
1階の「水の間」では、国の特別天然記念物に指定されている富士山の湧水から成る湧玉池がすぐ目の前に広がり、手で触れるほどの距離でその清らかさを感じらるという。
③竹の間
2階の「竹の間」は、富士山本宮浅間大社の竹林に隣接しており、部屋の中の移動の際に、自然の匂いや風を感じることができるようデザイン。蔵をバスルームにリノベーションしているという。
④駿河の間
3階の「駿河の間」は、木の温かみが感じられる2名用の部屋。畳敷きの和室を基調にし、窓からは四季折々の美しい景色を楽しむことができるという。
ラウンジ
共用スペースとして利用可能。和モダンなカフェラウンジで、カフェ営業のほか、イベントや展示会の開催も予定しているという。
共用キッチン
部屋にキッチンがない「水の間」「竹の間」「駿河の間」の宿泊者が利用できる、共用のキッチン。
■施設概要
所在地:〒418-0064静岡県富士宮市元城町22-3
アクセス:
JR身延線「富士宮駅」からバスで約7分または徒歩で約15分
東海道新幹線「新富士駅」からバスで約40分
宿泊可能人数・部屋面積:
浅間の間)10名まで(149.7平方メートル)
水の間)3名まで(59.7平方メートル)
竹の間)2名まで(45.9平方メートル)
駿河の間)2名まで(25平方メートル)
チェックイン:16:00~
チェックアウト:~11:00