僕と私とは、Z世代(22~27歳)男女を対象に、将来観・結婚・子育てに関する意識調査を実施し、その結果を公表した。

■将来について「具体的なイメージがある」Z世代は2割未満

同調査で、将来について具体的なイメージがあるか聞くと、「具体的なイメージがある」が15.8%にとどまる結果に。

将来について具体的なイメージがあるか

■6割以上のZ世代が将来的に結婚したい

将来的に結婚したいか聞くと、29.9%が「絶対に結婚したい」、31.6%が「機会があれば結婚したい」、22.0%が「結婚にあまりこだわらない」、17.2%が「結婚したくない」と回答。

将来的に結婚したいか

■将来的に子どもがほしいZ世代は半数未満

将来的に子どもがほしいか聞くと、「絶対にほしい」が20%、「どちらかというとほしい」が27%と、合わせて半数に満たない結果に。

将来的に子どもがほしいか

また、子どもを持つかどうか決める際に最も影響を与える要素を聞くと、「経済的な安定」が46.8%、「結婚相手/パートナー探し」が29%、「パートナーとの価値観の一致」が28.2%と続いた。

子どもを持つかどうか決める際に最も影響を与える要素

さらに、子どもを持つことについて、SNSやメディアの情報が影響しているか聞くと、33.8%が「あまり影響はない」、24%が「全く影響はない」と回答。

子どもを持つことについて、SNSやメディアの情報が影響しているか

■求める支援は「保育費や教育費の無償化」「労働環境改善」など

少子化に対する政策として、どのような支援があれば子どもを持ちやすいと思うか聞くと、「保育費や教育費の無償化」が40.6%、「ワークライフバランスを保つための労働環境改善」が40.2%、「子育て世帯への税制優遇」が36.2%と続いた。

どのような支援があれば子どもを持ちやすいと思うか

■少子化対策が進めば、子どもを持つことに対し前向きになるZ世代が約半数

少子化対策が進むと、子どもを持つことについての考え方に変化があるか聞くと、「前向きになる」が15.6%、「少しは前向きに考えられるようになる」が33.4%なのに対し、「特に考え方は変わらない」は26.6%、「自分には関係ないと感じる」が24.4%という結果に。

少子化対策が進むと、子どもを持つことについての考え方に変化があるか

<参考>
僕と私と「結婚したいZ世代は6割、一方子どもが欲しいのは…?Z世代の将来観について大調査!