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学情は、2025年4月に入社を控える新社会人を対象に、「新社会人のキャリア観」について調査を実施し、その結果を公表した。
■入社後のキャリアは「自身の希望に応じて選択したい」の回答が9割に迫る
入社後のキャリアについて、「自身の希望に応じて選択したい」と回答した新社会人が58.1%に上った。
「どちらかと言えば自身の希望に応じて選択したい」と回答した人を合わせると、9割に迫る新社会人が「自身の希望に応じて選択したい」と考えていることが分かった。
また「会社に委ねたい」と回答した人は、「できれば会社に委ねたい」と合わせても5.6%に留まる結果に。
具体的に、「自分の意思で選択をしたほうが、モチベーション高く働けると思う」「一定会社に委ねる部分もあると思うが、できるだけ自分の希望するキャリアを歩みたい」「会社の都合もあると思うので、相談しながらキャリアを築いていきたい」などの声があがった。
■自身のキャリアプランを考えることに「興味がある」と回答した新社会人が8割以上
自身のキャリアプランを考えることに「興味がある」と回答した新社会人は、48.5%にのぼった。「どちらかと言えば興味がある」を合わせると、8割以上の新社会人が自身のキャリアプランについて考えることに「興味がある」ことが分かった。
具体的に、「キャリアプランを考えることは人生設計の一部だと捉えている」「社会人生活の大部分は仕事が占めるので、自分の責任でキャリアを選択したい」「キャリアプランを考えることで、目の前の仕事に対して目標を持って取り組むことができると思う」といった声が上がった。
■配属ガチャへの「不安がある」と回答した新社会人が約7割
配属ガチャへの「不安がある」と回答した新社会人は、38.4%だった。「どちらかと言えば不安がある」を合わせると、7割に迫る新社会人が「配属ガチャへの不安がある」と回答。
具体的に、「自分の苦手な分野の業務を行う部署に配属されないか不安」「適性のない部署に配属されてしまうと、成長スピードが遅くなりそう」「配属先は業務内容だけではなく、部署の雰囲気や人間関係などの職場環境にも大きく関わってくると思う」といった声があがった。
【調査概要】
調査期間:2024年10月29日~2024年11月11日
調査機関:学情
調査対象:スカウト型就職サイト「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者
有効回答数:198件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。
<参考>学情『新社会人のキャリア観」に関する調査』