浄水型ウォーターサーバーのレンタル事業を行うウォータースタンドは、東京都国分寺市と「脱炭素社会の実現に向けたプラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したと発表した。
同協定は、国分寺市と連携してプラスチックごみの削減を推進し、地球環境に配慮した脱炭素社会の実現を目指すことを目的としているという。具体的には、公共施設にマイボトル用の給水機を設置することで、ペットボトルなど使い捨てプラスチック製品の使用を抑制するとしている。また、マイボトル利用を普及させることで意識変革や行動変容を促し、資源循環型社会と持続可能なライフスタイルの実現を目指すとのことだ。
国分寺市は、温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」の実現を掲げ、2024年4月に「国分寺市ゼロカーボン行動計画」を策定している。同市は、ウォータースタンドとの協力を通じて脱炭素社会の取り組みを一層強化するとしている。
ウォータースタンドは、「使い捨てプラスチックボトル30億本削減」をミッションに掲げ、全国の地方公共団体や教育機関と協力して「ボトルフリープロジェクト」を推進しているという。同プロジェクトでは、水道水を活用した給水スタンドを整備し、マイボトル利用を推奨する取り組みを展開している。