アグリテックベンチャーのNEXTAGEは、埼玉県羽生市において「わさび栽培モジュール」の栽培サポートを開始したと発表した。今年度より販売を開始している「わさび栽培モジュール」が、タカミヤが運営する「TAKAMIYA AGURIBUSINESS PARK(以下、TAP)」内に導入され、これは神奈川県に続く関東圏での2機目の導入となる。
「わさび栽培モジュール」は、わさびの水耕栽培に必要な設備を40フィートサイズの断熱コンテナに集約した小型植物工場であり、わさびに最適な環境を提供し、通常の露地栽培の約半分の期間で収穫が可能になるとされる。モジュール内にはカメラやセンサーが設置されており、NEXTAGEがこれらのデータを分析して適切な栽培指導を行う仕組みであるという。
NEXTAGEは遠隔環境からわさびの生育状況を監視し、適切なタイミングで栽培指導やアドバイスを提供することで、タカミヤが年間を通じて安定した栽培を行えるよう支援しているとしている。