日本航空、イオンマーケットが運営する「ピーコックストア」全店舗において、家庭から出る廃食油の回収ボックスを順次設置し、回収を開始すると発表した。
今回、両社は共同での環境への取り組みとして、廃食油の回収を開始。単一事業者の全店舗(36店舗)での展開は初めての試みだという。
ピーコックストアで回収された廃食油は、2025年に商用開始が予定されている国内初のSAF製造プラントでSAFの原料として活用(SAF製造プラントの完成まではバイオディーゼルに活用)するとのことだ。
■廃食油の回収について
回収場所:ピーコックストア店舗内の回収ボックス
回収日:原則毎日、店舗の営業時間に準ずる
回収方法:家庭で集めた廃食油を、回収ボックスに直接流し込み
回収対象の油:以下の通り
(※)Sustainable Aviation Fuelの頭文字をとったもので、原料の生産・収集から、製造、燃焼までのライフサイクルで、従来の航空燃料に比べて温室効果ガスの排出量の大幅な削減が期待できるとともに、既存のインフラをそのまま活用できる航空燃料。