学情は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「パーパス」についてインターネットアンケートを実施し、結果を呼応評した。

(1)「パーパス」を制定する企業は「好感が持てる」と回答した学生が約7割

「パーパス」を制定する企業について、「好感が持てる」と回答した学生は38.6%に上った。「どちらかといえば好感が持てる」30.4%を合わせると、「好感が持てる」とした学生は7割に迫る結果に。

「パーパス」を制定する企業に持つ印象

(2)「パーパス」を知ると志望度が上がると回答した学生が6割超

就職活動において、企業の「パーパス」を知ると「志望度が上がる」と回答した学生は24.1%。「どちらかと言えば志望度が上がる」38.2%を合わせると、6割以上の学生が、企業の「パーパス」を知ると「志望度が上がる」とした。

「企業が今後目指している方向性を知ることができる」「自身の価値観や考えと合致するか、確認することができると思う」「入社した時に自身がどのように社会貢献できるのか分かると、志望度が上がる」といった声が上がったとのことだ。

就職活動において、企業の「パーパス」を知ると志望度が上がるか

(3)自身の「パーパス」や解決したい社会課題を意識していると回答した学生が半数に迫る

自身の「パーパス」や自身が解決したい社会課題を「意識する」と回答した学生は25.7%に上る結果に。「どちらかと言えば意識する」20.1%を合わせると、約半数の学生が自身の「パーパス」を意識するとしている。

「どのような課題を解決するために働くのか、その仕事が社会にどう役立つのかをよく考えて就職活動に臨みたい」といった声の他、「まだ自分の明確なパーパスは見つかっていないが、これから定めていきたいと思っている」といった声も寄せられたとのことだ。

自身の「パーパス」や自身が解決したい社会課題を意識するか

<参考>
学情『「パーパス」について