日本郵便は、11月5日より「昼時間帯の窓口業務の休止」を実施する郵便局を拡大すると発表した。
地域の特性に応じた窓口営業時間の弾力的な運用を目的とし、2021年7月から一部の郵便局で「昼時間帯の窓口業務の休止」および「郵便業務を取り扱う窓口営業時間の短縮」を試行しており、今回の拡大はその試行状況を踏まえたものだという。
この取り組みでは、昼時間帯(60分間)の窓口業務を休止し、休止時間帯は郵便局によって異なる。例えば、11時30分から12時30分まで窓口業務が休止される郵便局では、通常の営業時間が9時から17時のところ、昼休みを挟む形で9時から11時30分、12時30分から17時に変更されるという。
同社は、休止に先立って周知期間を設け、必要に応じて休止時間帯の変更や終了も行うとしている。また、休止中もATMは引き続き利用可能であり、一定期間後にはアンケートを実施して利用者の利便性への影響を確認し、順次本実施へ移行する予定とのことだ。
対象郵便局や休止時間帯、また試行終了郵便局の詳細については、同社のウェブサイトで確認できる。