ティファナ・ドットコムは、青森県三戸町が、AIとマイナンバーカードを活用した「書かない窓口」を10月1日から実現すると発表した。
同プロジェクトは、内閣府の「デジタル田園都市国家構想交付金」の採択事業として認定。これは、地方創生とデジタル化の融合による新しい地方の未来像を描く国家戦略の一環であり、青森県三戸町の取り組みが全国の自治体のロールモデルとなることが期待されているとのことだ。
同町で導入する「AIさくらさん」は、登録・チューニング作業を利用者がすることなく利用できる対話型AI。
「AIさくらさん」では、住民のマイナンバーカードをカードリーダーに通すだけで氏名や住所、生年月日などの必要情報を瞬時に読み取り、各種申請書を自動作成・印刷を可能に。さらに、AIが手続きに必要な情報を適切に判断し、次の手続きへの案内も自動で実施するという。
<AIさくらさんのメリット>
・時間短縮効果:従来比で手続き時間約70%削減(同社調べ)
・職員の業務効率化:約40%向上(導入自治体平均)