Natureは、自社で製品開発・販売を手がけるスマートリモコン「Nature Remo(ネイチャーリモ)」のユーザー424名と一般生活者300名を対象に「節電とエアコンの利用に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。

節電とエアコンの利用に関する意識調査

ました。また、本調査に関連して夜間のエアコン運転の電力消費量比較実験を実施しました。

■調査結果(一部抜粋)

続く物価高や激変緩和措置など目まぐるしい変化に節電意識や知識で対応。一方で、自分の行動が本当に節約・節電につながっているのか疑問に感じている人が多数

同調査での節約意識に関する質問項目では、全体の約半数が普段の生活で心がけている節約行動として「電気の使用量削減」が挙がったという。

また、「月々の電気代を確認・把握しているか?」という質問では、全体の53%が「必ず確認している」と回答。多くの人が日頃から電気代を可視化する習慣がついていることが伺える結果に。

月々の電気代を確認・把握しているか

一方で、「自分が節電に関する正しい知識で確実に電気を節約できている、という自信があるか?」と意識を問う質問では、全体の約半数が「どちらともいえない」と回答。

節電・節約の意識はあり行動にも起こしているものの、どういった方法が正解なのかまだ自分の節電・節約方法論が確立され切っていないと読み取れる結果となった。

分が節電に関する正しい知識で確実に電気を節約できている、という自信があるか

そんな中でも節電・節約を実践する対象は何なのか、「最も消費電力が大きい家電は何か?」という質問に対して全体の約6割が「エアコン」と回答。

実際に経済産業省資源エネルギー庁が発表しているデータでは「家庭における家電の一日での電力消費割合」で「エアコン」が最も電力消費が多い家電だという結果も出ているとのことだ。

夜間のエアコン利用に関する項目ではNature Remoユーザーは「つけっぱなし派」が多数。Nature Remoユーザーはオートメーションを組んで家電の運転をカスタマイズ

エアコンの利用方法に関する調査項目の中で、一般生活者とユーザー間で最も使い方に差が見られたのは夜間のエアコン利用となったという。

「蒸し暑くて寝苦しい夜にエアコンをどのように使うか?」という質問では、一般生活者の回答で「一晩つけっぱなし」が約41%だったのに対して、Nature Remoユーザー(以下、ユーザー)は約67%と大きく差が開く結果に。

また、一般生活者の回答では20%超が「夜間にエアコンはつけない」と回答したのに対して、ユーザーはわずか6%という違いも明らかになった。

エアコンの利用方法比較

ユーザー間で夜間のつけっぱなしが多い理由として、操作をする場面=”トリガー”を設定することによって自分で操作しなくても自動的に運転をしてくれるオートメーションの機能を活用しているのではないかと同社は考察している。

<参考>
Nature『節電とエアコンの利用に関する意識調査