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ウェルスナビは、2024年から始まった新NISAおよび資産運用などに関する意識調査を実施し、結果を公表した
■新NISA開始によるイメージの変化で「投資が身近になった」がトップ
「2024年1月からの新しいNISAが開始してから、資産運用や投資に対するイメージに変化はあったか」との質問に対し、「投資が身近になった」との回答が1位、「資産運用の必要性を感じるようになった」との回答が2位となり、資産運用や投資のイメージがポジティブに変化していることがわかった。
回答の3位には「長期投資や分散投資を意識するようになった」が続き、資産運用の知識が広がっている様子も見られる結果に。
■新NISA開始による投資行動として「情報収集をした」人が最多
「2024年1月から『新しいNISA』が始まったが、『投資』に関する行動を変えたか」との質問に対しては、「資産運用やNISAに関して情報収集をした」という回答が全体の38.7%に。
また、1割以上の人がNISA口座や証券口座を新たに開いたという回答をしたことから、新NISAが資産運用に踏み出すきっかけとなったことうかがえる。
■NISAで資産運用をする目的のトップは「老後の生活資金のため」
回答者のうちNISAを利用中、または利用意向のある3,672人に「NISAで資産運用する目的は何か」と質問したところ、全体の75.0%が「老後の生活資金のため」と回答し、「余剰資金を活用するため」や「子育て・教育資金のため」といった他の選択肢の回答を大きく上回った。
■NISAを利用していない理由のトップは「NISA制度がよく分からないから」
回答者のうちNISAを利用したことがない1,629人に「NISAを利用していない理由は何か」と質問したところ、「NISA制度がよく分からないから」「どの金融商品を選べばいいか分からないから」といった回答が上位に。
■お金に関して最もサポートが必要だと思うのは「老後の資金計画」
「お金に関することで、サポートが必要だと思うもの」をすべて選択するよう質問したところ、「老後の資金計画」を選んだ人が全体の46.7%となった。
また、節税や資産運用の実践、年金、お金の貯め方など、サポートが必要な項目が広く分散する結果となっている。
【調査の概要】
実施期間:2024年7月18日~7月22日
調査対象:全国の20代~50代。今後の投資意向がある人。投資経験者あるいは投資未経験者(自己認識によって投資上級者を除外)
調査方法:インターネットによるアンケート
有効回答数:4,120人
<参考>
ウェルスナビ『新NISAおよび資産運用などに関する意識調査』