オイテルは、全国の商業施設や公共施設、オフィス、学校などに無料で生理用ナプキンを提供するサービス「OiTr」の設置台数が3,000台を突破したと発表した。2024年8月26日時点で、全国27都道府県の250施設に設置され、合計で3,059台に達したという。
同社は、ジェンダーギャップの是正や女性の社会参加を支援するため、「OiTr」を展開している。外出先で急な生理に備えることが困難な現状を受け、個室トイレに無料の生理用品を常備することで、女性が安心して社会活動に参加できる環境を整えることを目指しているとのことだ。
同社は、女性の社会進出が進む中で、生理による負担を軽減することが重要な課題であるとし、この取り組みを通じて経済的負担や機会損失の軽減を目指しているという。設置は進んでいるものの、未導入のエリアもあり、さらなる拡大が求められるとしている。