良品計画は、9月6日より、地域の人々が健やかに過ごすための商品、情報、サービスなどを提供する「まちの保健室」を、大阪市北区の「無印良品 グランフロント大阪」の3階にオープンすることを発表した。
「まちの保健室」は、良品計画が地域行政、医療とも連携して行う活動。
今回オープンする「無印良品 グランフロント大阪」では、より一層気軽に利用でき、機器を使った測定や専門家への相談内容をもとにした商品も提案できるように、店内の売り場から行き来しやすいレイアウトとなっているという。
また、同店舗では漢方薬の品揃えの強化しており、これまで販売していた更年期や月経関連など婦人系の悩みに加え、不眠、食欲不振など睡眠・ストレスに対応した漢方薬、湿疹やにきびなど肌の悩みに対応した漢方薬を新たに販売。
さらに漢方薬を気軽に試すことができるよう、通常14日分で販売している漢方薬を3日分から購入できるように分割販売するほか、薬剤師と登録販売者が、利用者の悩みに合わせた商品をより的確に提案できるよう、漢方業務支援ソフトウェア(薬局・薬店用)「KAMPO X」を初導入。
5分~10分程度の問診に回答することで適切な漢方薬をリスト化し、専門家の知識と合わせて商品を提案するとしている。
ほかにも、普段の買い物の中で健康について考えるきっかけを得られるように、「まちの保健室」のスペース以外の売り場内にも健康測定機器を設置しているという。
同社は引き続き健やかな社会を目指し「まちの保健室」の活動を推進していくとし、今後は「まちの保健室」の設置数拡大や医薬品や健康食品などの商品・サービスの企画、販売を行っていく予定とのことだ。