心幸ウェルネスは、非喫煙者と同じ部署で働いている喫煙者の会社員111名を対象に、勤務中の喫煙者に関する実態調査調査を実施し、結果を公表した。

■たばこを吸ってから次のたばこを吸いたくなる間隔、「2時間程度」が31.5%で最多

「勤務中にたばこを吸ってから次のたばこを吸いたくなる間隔」を質問したところ、「2時間程度」が31.5%、「1時間程度」が29.7%、「45分程度」が12.6%という回答に。

勤務中にたばこを吸ってから次のたばこを吸いたくなる間隔

■約7割が「勤務中に、ニコチンが切れたと思う瞬間がある」と回答

「勤務中にニコチンが切れたと思う瞬間はどのくらいあるか」と質問したところ、「かなりある」が18.0%、「ややある」が50.5%という回答となった。

また、「かなりある」「ややある」と回答した人に、「ニコチンが切れたときの心情」を質問したところ、「集中できない」が48.7%、「イライラ」が46.1%、「不安」が35.5%という結果に。

【左】勤務中にニコチンが切れたと思う瞬間はどのくらいあるか
【右】ニコチンが切れたときの心情

■約6割から、「勤務時間中にたばこ吸うことに罪悪感がある」の声

「勤務時間中にたばこ吸うことに罪悪感はあるか」という質問には、「かなりある」が13.6%、「ややある」が44.1%となった。

勤務時間中にたばこ吸うことに罪悪感はあるか

■3割強が、「たばこを吸う時間」も「仕事の一部だと思う」と回答

「たばこを吸う時間をどのように捉えているか」と質問したところ、「仕事の一部だと思う」が33.4%、「休憩時間だと思う」が58.6%という結果に。

また、「仕事の一部だと思う」と回答した人に、「たばこを吸う時間を勤務中だと捉えている理由(複数回答)」を質問。

その結果、「同僚や上司とのコミュニケーションの一環だから」が48.6%、「ストレス解消になり業務が円滑に進むから」が45.9%、「たばこを吸っていても業務のことを考えているから」が45.9%という回答となった。

【左】たばこを吸う時間をどのように捉えているか
【右】たばこを吸う時間を勤務中だと捉えている理由

■非喫煙者の同僚に対して思うこと、第1位「たばこの臭いが気まずい」、第2位「たばこ吸うぐらい許してほしい」

「非喫煙者の同僚に対して、思うこと(複数回答)」を質問したところ、「たばこの臭いが気まずい」が43.2%、「たばこ吸うぐらい許してほしい」が30.6%、「喫煙のために席を立つタイミングが難しい」が27.0%という結果に。

非喫煙者の同僚に対して思うこと

■約6割が、「たばこをやめたい」と回答

「たばこをやめたいと思うか」という質問は、「はい」が57.6%、「いいえ」が31.5%といいう結果となり、「はい」と回答した人にたばこをやめたいと思う理由(複数回答)を聞いたところ、最も多いのは「お金がかかるから」で71.9%となった。

次いで「健康に悪いから」が56.2%、「生産性が落ちるから」が28.1%、「たばこが吸える場所が少ないから」が28.1%と続く。

【左】たばこをやめたいと思うか【右】たばこをやめたいと思う理由

■たばこをやめるために会社にあったらよいと思う支援、「企業の福利厚生として禁煙をサポート」が35.9%で最多

「たばこをやめるため、会社にあったらよいと思う支援(複数回答)」を質問したところ、「企業の福利厚生として禁煙をサポート」が35.9%、「第三者機関による禁煙のサポート」が26.6%、「たばこを吸いたくなった時の対処法などの情報提供」が25.0%という回答となった。

たばこをやめるために会社にあったらよいと思う支援

<参考>
心幸ホールディングス株式会社勤務中の喫煙者に関する実態調査調査