クラシコは、創業16年目を迎える2024年に、ミッション・バリューを刷新すると発表した。
同社は「なぜかっこいい白衣がないのか?」という医師の一言からスタートした2008年設立のメディカルアパレルブランド。
これまでイタリアンテーラード仕立てのスタイリッシュな白衣をはじめとする医療ウェア、聴診器やシューズなどの、メディカルアパレルの企画・開発・販売を行ってきたという。
2024年で創業16年目を迎える同社は、これからの5年、10年先を見据えて、より明確で力強いミッション・バリューにアップデートすることで、グローバルNo.1のメディカルアパレルブランドを目指してさらに加速していくとしている。
また、新たにサステナビリティビジョンを掲げ、メディカルアパレル業界において一早くサステナビリティへの取組みを推進していくとのことだ。
今回同社は、「クラシコだからこそ紡げる未来。」というサステナビリティビジョンを新たに掲げ、社会課題に対し何ができるのか、どんな未来を描いていきたいかと問いかけながら、利用者、取引先、同社に関わりのあるより広い意味でのステークホルダーと共に、未来を創造していくとしている。
■サステナビリティにおける具体指針
今回同社が取り組むべきフォーカスを「地球」「わたしたちとプロダクト」「社会」に区分したという。詳細は以下の通り。
「地球」
●CO2排出量の50%削減、全製品で使用される素材の50%以上を低環境負荷の素材に転換
●製造工程での資源ロスの削減、メディカルアパレルの循環資源モデルの実現と社会推進
「わたしたちとプロダクト」
●全製品に対するトレーサビリティの付与、労働環境・人権が守られ、適切に管理されたサプライチェーンの構築
●働きがいと働きやすさの両立と追求、クラシコとしてのDE&Iの体現
「社会」
●クラシコがもたらす、医療従事者・患者への貢献とインパクトの可視化と還元
●医療業界の課題解決にフォーカスした共創・ビジネスモデルの構築、クラシコを中心とした医療業界のサステナビリティ推進への貢献
また同社は今後、関西を中心に医療・福祉分野において、色やアートのちからでケアに繋げる活動を行っている団体「ひといろプロジェクト」との協業プロジェクトを予定しているとのことだ。