新虎興産と国立大学法人神戸大学大学院工学研究科の大村直人教授(以下、神戸大学)は、「環境に配慮した産業廃棄物の処分を実現するプロセス構築」を目的とした産学連携プロジェクトを、池田泉州銀行と神戸大学イノベーションの協力により開始した。
同プロジェクトでは、変電機器撤去事業における「ゼロ・エミッション-Zero Emission-」を実現するプロセスを開発していくという。
変電機器は一部リサイクルが困難な品目があり、最終処分場にて焼却処分となるため膨大なエネルギーを使用してCO2を発生させる問題を抱えていたが、これまで焼却処分となっていた産業廃棄物を再利用・有効活用することで、カーボンニュートラルの実現も目指すとしている。
両者は、産学連携プロジェクトを通じて地域社会への貢献を目指すと共に、人材育成や新たな発展を目指すとのことだ。