ピリカは、東京都新宿区歌舞伎町、豊島区東池袋、品川区天王洲エリアの3地域にて、植栽を設置し、人々のポイ捨てに対する行動変容の促進効果についての実証実験を開始した。
実証実験では、植栽を設置し、設置前後のポイ捨て状況を比較。タカノメ調査と監視カメラで定量・定性の両面から効果を検証し、観光地におけるポイ捨てを30%抑制できる植栽パターンを発見することを目指すという。
今回の実証実験には、新宿区歌舞伎町では東急歌舞伎町タワー、豊島区東池袋では東京建物、品川区天王洲エリアでは寺田倉庫がパートナーとして連携。また、植栽の検討・準備・設置・管理はローランズに委託し、東京農業大学 入江教授の監修のもと、効果検証を行うとのことだ。
ピリカは、今回の実証実験の成果を踏まえ、効果的なポイ捨て抑制パッケージを作成することを目指すとともに、ごみのポイ捨て抑制による環境保全と植栽設置による景観向上、そして観光地の魅力向上の実現を目指すとしている。