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マイボイスコムは、「免疫力」に関するインターネット調査を実施し、結果を公表した。
■5年前と比べた免疫力の状況
5年前と比べて、免疫力が向上したと感じる人は、「向上した」「やや向上した」を合わせて約9%となった。若年層で高い傾向で、10・20代では約26%となっている。
低下したと感じる人(「低下した」「やや低下した」の合計)は約34%、女性70代で4割強みられ、「変わらない」は56.7%、男性30~50代でやや高くなった。
■免疫力低下時の症状として気になったもの
免疫力低下時の症状として、直近1年間に気になったものは(複数回答)、「疲れやすい、だるい」が32.8%、「風邪や病気の治りが悪い」「肌が荒れる・かゆみ・湿疹など」「ケガの治りが悪い」が14~16%。
「疲れやすい、だるい」は女性で4割強と高く、男女差が大きくなっている。
また、「風邪をひきやすくなった、ウイルスに感染しやすくなった」「肌が荒れる・かゆみ・湿疹など」「落ち込む、イライラする、精神的な不安定」は女性若年層、「風邪や病気の治りが悪い」は女性30~40代で高くなった。
■免疫力向上のために行っていること
免疫力向上のために行っていることは(複数回答)、「バランスのよい食生活」が41.3%、「腸内環境を整える」「手洗い・うがいをする」が各3割強、「適度な運動」「なるべく動いたり歩いたりする」が各3割弱。
「バランスのよい食生活」「身体を温める・冷やさない、血流をよくする」「手洗い・うがいをする」は、女性で比率が高くなったという。
■免疫力を向上したい理由・きっかけ
免疫力を向上したいと思った理由・きっかけは(複数回答)、「健康維持・向上のため」が53.4%、「風邪やインフルエンザの予防」「新型コロナウイルスの予防」「病気の予防や早期回復をしたい」が各20%台という結果に。
5年前より免疫力が低下したと感じる層では「健康維持・向上のため」に続いて、「疲れやすい、だるさを感じる」「心身の衰えを感じる」が上位にあがった。
■免疫力向上のために食事・飲食物で気を付けていること
免疫力向上のために食事・飲食物で気を付けていることは(複数回答)、「栄養バランス」「一日三食食べる」が4割前後、「発酵食品を摂取する」「乳酸菌を摂取する」「食物繊維を摂取する」が各3割弱となったという。
5年前より免疫力が「向上した」と回答した層では、「栄養バランス」に続いて「発酵食品を摂取する」「乳酸菌を摂取する」が上位にあがったとのことだ。
【調査概要】
調査対象:MyVoiceのアンケートモニター
調査方法:インターネット調査
調査時期:2024年6月1日~6月7日
回答者数:9,357名
<参考>
マイボイスコム『「免疫力」に関するアンケート調査』