一般社団法人日本婚活支援協会は、移住先と結婚相手を同時に紹介する「移住婚」の提携先(受け入れ自治体)として、令和6年5月より長野県飯綱町の受け入れが開始したことを発表した。

長野県飯綱町、「移住婚」提携先として受け入れ開始

「移住婚」は、都市部から地方に移住を希望したい独身者に無料で「結婚相手と移住先を同時に見つけることをサポート」する取り組み。

登録者に受け入れ自治体を紹介するとともに、結婚後の働き方や子育て環境など、地方でのライフスタイルの選択肢を都市部の独身者に提案しているという。

また、受け入れ自治体には地元の独身者に結婚相手選びの可能性を広げ、人口減少に少子高齢化など、自治体が抱える課題の解決策として、移住・定住促進事業と結婚支援事業を同時にサポートしているとのことだ。

今回、長野県飯綱町が「移住婚」の受け入れを開始。東京からの移動は電車で約2時間、車でも約3時間と日帰りも可能。県庁所在地である長野市へは車で約30分と近いため、長野市へ通勤、通学も可能だという。

「移住婚」の仕組み

飯綱町は霊仙寺湖を中心とした別荘地、スキー・ゴルフ・キャンプなどのアクティビティフィールド、美しい花や田園風景、標高による寒暖差を活かした果樹園、地元住民の活気があふれる町で、町役場も「日本一女性が住みたくなる町へ」を合言葉に日々取り組みを実施。

また結婚して新生活を始める新婚世帯の経済的不安の軽減を図るため、新婚世帯の住宅の取得、賃貸、リフォーム、引っ越しの費用に対して補助も行っているとのことだ。