ローソンは、青森県青森市に店舗の壁や天井・軒天に青森県産木材を使用した「ローソン青森中央高校前店」をオープンしたと発表した。
なお、同社が店内の壁や天井・軒天部分に木材を使用した店舗を青森県内にオープンするのは、今回が初めてだという。
同店には、店舗内装の仕上げ材、店内の一部天井部分、店外の軒天部分に青森県産の「ヒバ」を使用。また、青森県の魅力を発信することを目的に、店外の壁面を第7代ねぶた名人の竹浪比呂央氏制作のねぶたをイメージしたイラストで装飾しているという。
木は二酸化炭素を吸収して酸素を放出し、炭素を蓄えながら成長するが、その木を店舗用の木材として利用することで、炭素の放出を防ぎ、排出量削減に貢献できる。
また、伐採した跡地に木を植えることで、その木が二酸化炭素を吸収し成長していくという森林のサイクルが保たれ、地球温暖化の防止にも繋がるとのことだ。
同社は、脱炭素社会の実現に向けて、環境ビジョン「Lawson Blue Challenge 2050!」を策定し、1店舗当たりのCO2排出量を2013年対比で2030年に50%削減、2050年には100%削減することを目指している。
また、2008年に青森県と「地域協働事業に関する包括協定」を締結し、連携項目である地産地消やエコ活動の促進等の協働事業を実施してきた。
今回、青森県産の木材を使用することで、地域の活性化に貢献するとともに、今後も青森県の魅力を伝えるべく、地域に根差した店舗づくりを進めていくとしている。
■店舗概要
オープン日時:4月11日午前8時
住所:青森県青森市東大野1-4-21
店舗面積:約220平方メートル(約65坪)
売場面積:約160平方メートル(約48坪)
特徴:店舗内装、店外の軒天部分に青森県産「ヒバ」を使用