大和地所とヒルトンは、ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド横浜」の運営受託契約を締結したと発表した。
「コンラッド横浜」は大和地所が所有、ヒルトンが運営し2027年の開業を目指すとのことだ。
ヒルトンのラグジュアリーブランドのひとつ「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」は、国内では「コンラッド東京」と「コンラッド大阪」の2軒を展開しており、2026年に「コンラッド名古屋」の開業を予定。
横浜市では、2023年に横浜・みなとみらいに開業したヒルトンのフラッグシップブランド「ヒルトン横浜」に続く2軒目の進出となる。
「コンラッド横浜」は、JR桜木町駅から徒歩約5分、みなとみらい線馬車道駅から徒歩約2分の距離に位置。
みなとみらいのシンボルであるパシフィコ横浜やランドマークタワー、赤レンガ倉庫や中華街などへの観光名所へのアクセスがよく、ショッピングや多国籍のグルメを楽しむにも便利なエリアで、国内外から観光やビジネスで横浜を訪れる利用者にとって絶好の立地となっている。
同ホテルは住居を兼ね備えた40階建ての「(仮称)北仲通北地区A1・A2地区プロジェクト」施設内の1階から16階に建設されるという。
約48平米のスタンダードルームを中心とした全272室の客室のほか、料飲施設4店舗、ジム、スパ、屋内プール、エグゼクティブラウンジ、ウェディングチャペル、また宴会や会議の需要にも対応する約360平米のボールルームや多目的で使用できるミーティングスペースを備える予定としている。
同ホテルのデザインには、西洋をはじめとする多様な文化が流入し、港町として発展してきた「過去」、「現在」の都会的な街並み、「未来」に向けた新しい街へと変化を遂げる横浜を感じられる世界観を取り入れる予定とのことだ。