ヒルトン(日本・韓国・ミクロネシア地区)と大和ハウスリアルティマネジメントは、「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」を開業したと発表した。
ヒルトンにとって京都市内で4軒目、ダブルツリーbyヒルトンブランドは国内で6軒目の進出となる。
同ホテルは、JR京都駅八条口より徒歩約5分と観光やビジネスに便利な立地。地上9階建てで、全266室の客室の他、料飲施設、24時間利用可能なフィットネスセンター、エグゼクティブラウンジ、ミーティングルームを完備。
ホテルの内装は「A Touch of Kyoto Essence -京都の伝統に触れる-」をコンセプトに、伝統の技法と現代美術が融合する空間を演出。
エントランスロビーには、華道「生花」から着想した花器のモニュメント、天井には迫力あるアートが存在感を放つほか、京瓦を使用したカフェラウンジのカウンターや北山杉を染め編みした壁アートなど、京都の伝統産業・資源を使用したインテリアが空間に調和をもたらしているという。
また、清水焼などの工芸品もロビーエリアに点在し、継承者が文化を発信できる場として未来へつなぐための工夫を施しているとのことだ。
全16タイプ266室の客室は、階層で内装デザインが異なり、2階から6階は、古都・京都を感じるレトロモダンなスタイルで統一し、和柄のカーペットを採用した華やかなデザインだという。
7階から9階はエグゼクティブルームとスイートルームのフロアとなっており、エグゼクティブルームは紫を基調としたクラシックなスタイルで、落ち着いた寛ぎの空間を演出。
また、最上階9階に位置する、エグゼクティブルームおよびスイートルームの宿泊者のみが利用できるエグゼクティブラウンジでは、チェックイン、朝食、リフレッシュメントなどのサービスを提供するという。
さらに、ロビーフロアに隣接する全131席のオールデイダイニング「ハーベスト キッチン」では、「ハーベスト(収穫)」をテーマに、四季を感じられる地元の旬な食材をふんだんに取り入れた料理をはじめ、同ホテルならではのメニューを提供。
カフェラウンジ「グローブ ラウンジ」のオープンな空間では、「日本酒の飲み比べセット」や世界各国のリキュール等を楽しめるとしている。