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味の素は、日本全国の10代~20代の男女1132名を対象に実施した「食事中のスマートフォン利用に関する意識調査」の結果を公表した。
■日常に潜む「飯スマホ」問題!「食事中に相手にスマホを触られた経験がある」人が7割以上!
「食事中に相手にスマホを使用された経験はあるか」と質問したところ、「はい」と答えた人が76.8%で、「飯スマホ」が日常的に行われていることが明らかになった。
■友人との食事では楽しく話をしたい!相手の「飯スマホ」を「不快」に感じる人が6割以上!
食事中に相手にスマホを使用された経験がある人のうち、不快に感じたことがある人は65.1%という結果に。
理由としては、「相手が話を聞いてないと思ったから」「自分よりも優先されていると感じたから」などがあげられ、中でも相手が友人・知人の場合に強く不快と感じた人が最も多く41.0%となっている。
■7割以上の人が「相手が不満に思っているかもしれない」と感じているにもかかわらず、自分自身が「飯スマホ」してしまっている人も約7割存在するという矛盾が判明。
さらに、調査対象全員に「食事中に自分自身がスマホを触った経験があるか」と質問したところ、「はい」と答えた人が70.4%となった。
一方、自分自身が食事中にスマホを触った経験があると答えた人に、「相手が不満に思っているかもしれないと感じたことはあるか」という質問に対しては、「そう感じる」、「ややそう感じる」の合計が71.9%という結果に。
7割以上の人が「相手が不満に思っているかもしれない」と思いながら、食事中にスマホを触ってしまっていることが伺える。
■相手に「飯スマホ」を注意されたことがある人は約半数。7割以上もの人が注意された際に「不快に感じた」と回答。
食事中にスマホを触った経験があると答えた人に、「相手に食事中のスマホ使用を注意されたことはあるか」と質問したところ、「はい」と答えた人が49.8%となり、「飯スマホ」が日常的に行われているにもかかわらず、注意されたことがある人は約半数しかいないことが判明。
また実際に注意された場合に、「不快に感じた」、「少し不快に感じた」と答えた人の合計は75.1%となり、「飯スマホ」を直接注意されることに対して不快に感じた人が非常に多いことも明らかに
また、食事中に相手のスマホ使用を注意したことがないと回答した人に理由を尋ねると、「不満を言うほどのものでもないと思ったから」、「食事中の雰囲気を壊したくないから」、「自分がした経験があり注意しづらいと感じたから」という回答となった。
なお同社は、3月19日の「共食の日」に合わせて、人と囲む食卓をより楽しくしたいという想いから「飯スマホやめ~い!ステッカープロジェクト」を3月18日よりスタート。
同プロジェクトでは、食事中のファビング行為「飯スマホ」に対し、どうやって注意すれば?を解決するために、相手にさりげなく本音を伝える「飯スマホやめ~い!ステッカー」を全54種類開発。
また、「飯スマホやめ~い!ステッカー」をはがして持ち帰ることのできるピールオフ広告を3月18日から3月24日まで新宿駅にて掲出するとのことだ(ステッカーは数量限定)。
【調査概要】
調査タイトル:「食事中のスマートフォン利用に関する意識調査」
対象者:15歳~29歳の男女
サンプル数:1132名
調査エリア:全国
調査期間:2024年2月16日~2024年2月18日
調査方法:インターネット調査
※「飯スマホ」とは食事中のファビング行為を指す
<参考>
味の素『食事中のスマートフォン利用に関する意識調査』