一般社団法人白馬村観光局は、23-24冬季シーズンの長野県白馬村の観光客数が前年比123%に達し、過去20年で最高値を記録したと発表した。
また、村内のスキー場来場者数は延べ80万人を突破したとのことだ。このシーズンは、インバウンド観光客を含む多くの来訪があり、新しい飲食店や宿泊施設が開業するなど、地域全体が観光客を迎え入れる準備が整っていたという。
特に、インバウンド観光客のスキー場利用の伸び率は昨シーズン比で256%、コロナ前の2019-20シーズン比では141%と大幅に増加している。
また、白馬村内の4エリアのスキー場すべてで、利用者数が前シーズン比110%以上を達成しており、スキー・スノーボードを目的とした観光客が増加。
2023-24シーズンは暖冬の影響で小雪であったが、降雪量が平年並みであればさらに多くの観光客・スキー場利用者が見込められたとしている。燃料価格や物価の高騰によるリフト券の値上げがあったにも関わらず、利用者数が増えたことから、今後さらに成長の余地があると見ているとのことだ。