ファンケルは、3月11日から15日まで「パワーナップ」を試験導入すると発表した。
パワーナップ(Power Nap)とは、積極的仮眠のこと。昼間に20分程度の仮眠をとることで、仕事の生産性を向上させるほか、ストレスを軽減させる効果などが立証されている。
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ファンケルグループ従業員へのアンケート調査によると、総合的な健康状態は全国平均より良いにもかかわらず、「睡眠」に関して課題を抱えていることが分かったという。
約45%の従業員が「睡眠の質に満足できない」と回答したほか、約50%の従業員の睡眠時間が6時間未満であることも判明。また睡眠が原因で平均20%程度、パフォーマンスが低下しているとの回答も得たことから、従業員の健康および生産性向上のために「パワーナップ(積極的仮眠)」の推奨を決定したとのことだ。
同取り組みは試験的に、ファンケル本社ビルの会議室にて行う。男女でスペースを分け、衝立を設置してプライバシーを確保することに加え、気持ちが安らぐ香りや音楽を流して短時間で効率的な睡眠ができる環境を整えるとしている。
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