シャープは、XR(Extended Reality)をはじめとする新規事業の開発拠点「SHARP XrossLAB」を東京都千代田区神田に開設した。
同社は、通信技術や小型・軽量化技術など、スマートフォンやモバイル機器の開発で培った技術やノウハウを活かし、XRをはじめとする新規事業の創出に取り組んでいるという。
第一弾として、VRヘッドマウントディスプレイの今夏の商品化に向けた開発を進めており、同時に様々な分野における用途やソリューションの開発を、パートナー企業と連携して推進しているとのことだ。
「SHARP XrossLAB」では、こうした動きを加速させるべく、商品企画や開発のメンバーを配置し、技術・商品開発を行うほか、営業拠点の役割も担うという。
また、アクセスの良さを活かし、パートナー企業との共創の場としても活用。開発中の技術やプロトタイプのデモンストレーションを交え、利用者から得られる体験や価値のイメージの共有を図りながら、様々な企業との共創に取り組むとのことだ。
同社は、「SHARP XrossLAB」での活動を通じて、XRのみならず、生活やビジネスを変革する新たな技術やソリューションの早期創出に取り組んでいくとしている。