ソーシャルインテリアは、サブスクライフにおける2023年のヒット家具の発表と、家具・家電の購入に関する意識調査を実施し、結果を公表した。
■サブスクライフ、2023年のヒット家具・家電ベスト3
「2023年は物価高騰が加速する中で、SNSでよく見る高価格帯の商品が人気に。」
2023年は、人気ブランドの3人掛けソファや高機能プロジェクター、お掃除ロボットなど、2022年と比較し高価格帯のアイテムへの申し込みが増加し、SNSでよく目にするアイテムなど、トレンド性の高いアイテムの利用も目立つ結果となった。
物価高騰の中で、家具もサブスクの利点を活かした利用が増えたと同社は考察している。
また、上記のサブスクライフ内における利用意向に加えて、ソーシャルインテリアは全国の25歳以上の男女400人を対象に、家具・家電の購入に関する調査を実施した。
■【家具・家電の購入に関する意識調査byサブスクライフ】
傾向(1)コロナ禍に比べ、2023年度は季節家電の購入・検討割合が増加!また利用頻度においてもコロナ禍に比べ、季節家電は高い傾向が見られた
コロナ禍・コロナ後で購入した、または購入を検討した家具・家電の傾向を見てみるとコロナ後に季節家電の割合が約3割と増加し、使っている季節家電の見直しが増えている様子がうかがえる結果に。
コロナ禍は自宅で過ごす必要があったため、生活の中心となるソファの購入・検討割合が高かったが、2023年度は電気代高騰などの影響から季節家電(エアコン、扇風機、ヒーターなど)の購入と利用頻度が高い傾向にあることがわかった。
傾向(2)家具・家電を選ぶ時のポイント第一位は、「長持ちする、長く使える」か。
コロナ禍・コロナ後で家具・家電を購入した人たちが家具を選ぶ際に一番大切にしていることを年収別に見てみると、どの年収を見ても「長持ちする、長く使える」が一番大切な要素であることが判明。
しかしコロナ禍では、年収が500万円~699万円の人は「安さ、コスパ」を2番目に大切にすると回答しているのに対し、コロナ後(2023年)は、「高くても質のいいもの」が大切にされている傾向に。
年収が700万円以上の世帯は、コロナ禍、コロナ後に関わらず、「高くても質のいいもの」を2番目に選んでおり、年収が上がるごとにその割合も増えている。
傾向(3)2023年に購入した家電としては、10,000円〜50,000円以内が人気でありつつも、100,000円以上の物を買う人も多くみられた
2023年に購入した家具・家電で一番高かった商品とその金額を調査したところ、家電においては、5万円以内の商品が定番ではありつつ、10万円以上の比較的価格帯が高い商品を選ぶ人が多いことが判明。
傾向(2)と合わせてみても、長持ちする、長く使えるかつ高くて質のいいものが重視される傾向にあることがわかった。
傾向(4)2024年に購入を検討してる家具の一位は「ソファ」と判明。2024年はナチュラル・シンプルなソファに注目が集まる。
2024年に購入を検討している、検討したい家具・家電を調査したところ、一番多いのは「ソファ」となった。
また、2024年にチャレンジしたいインテリアテイストの1位が「ナチュラル」であることから、2024年はナチュラルなソファに注目が集まる可能性があると同社は考察している。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:25歳以上の男女/計400名
実施期間:2023年12月15日~2023年12月16日
<参考>
サブスクライフ『家具・家電の購入に関する意識調査』