音声プラットフォームVoicyを運営するVoicyは、2023年の放送数などのデータから、注目キーワードとして「資産運用」と「YouTuberの音声配信」を選出した。
また、新年に向けて家計を見直す機会のヒントとなる放送を集めた「マネーリテラシーを高めるプレイリスト」や、2023年の聴取データをもとに、カテゴリに分けてチャンネルをランキングにした「Voicy年間ランキング2023」も公開した。
■Voicy2023年注目キーワード「資産運用」:「マネー」分野の放送の数が昨年比約2.5倍、一人あたりの平均再生時間は約2.3倍
物価高や円安、2024年から開始する新NISAなどの影響を受けて、マネーリテラシーを高める放送への注目が高まった。特に、「新NISA」・「家計」・「資産運用」・「節約」のキーワードを含む放送の数は、昨年と比べて約2.5倍、一人あたりの平均再生時間も約2.3倍へと伸長したという。
■Voicy2023年注目キーワード「YouTuberの音声配信」:人気YouTuberがVoicyに続々参入。目的に応じて動画や音声を横断的に発信
下半期からは人気YouTuberの音声配信参入も目立ち、9月には、サラタメさん、10月には、コムドット・やまと、ゆう先生、11月には、水溜りボンド・カンタなど、多くのチャンネル登録者数を誇るYouTuberがVoicyに参入したとのことだ。
音声配信には、聴き手にありのままの人柄や声を通じた親しみやすさを伝えられることや、動画やテキストと比べると制作コストや編集の手間が少ない特長がある。音声配信では、活動への思いや日常のことなどをリスナーと共有するなど、目的に応じて横断的にプラットフォームを活用しているクリエイターも台頭したとしている。