クロス・マーケティングは、全国20~69歳の男女を対象に「潤いに関する調査(2023)」を実施し、その結果を公表した。

■7割以上は乾燥していると感じる箇所がある、乾燥する箇所は「髪の毛」「唇」「かかと」

同調査で、潤いが足りていない・乾燥していると感じることがあるか聞くと、7割を超える72.1%が「ある」と回答。

前問で「ある」と回答した人に、潤いが足りていない・乾燥していると感じる箇所を聞いたところ、「髪の毛」が最も多く41.5%、続いて「唇」が41.1%、「かかと」が37.6%という結果に。

さらに男女別の結果をみると、どの項目でも全体的に女性の方が数値が高く、男性より乾燥に敏感な様子がうかがえるが、「頭皮」は男性が女性を上回る数値となった。

潤いが足りていない・乾燥していると感じることがあるか/潤いが足りていない・乾燥していると感じる箇所

■乾燥して困ることや嫌なことがある人は約7割、その内容は「かゆくなる」がトップ

潤いが足りていない・乾燥していると困ることや嫌なことがあるか聞いたところ、68.5%が「ある」と回答。

前問で「ある」と回答した人に、その具体的な内容を聞くと、「かゆくなる」が46.6%、「皮膚が切れやすくなる」が30.0%、「顔のシワ・シミが目立つ」が27.9%という結果に。

また、男女別で比較すると、こちらも女性の方が全体的に数値が高く、特に「顔のシワ・シミが目立つ」「髪が傷む」「髪がまとまらない」など、見た目に関することで男女差が多い結果となった。

潤いが足りていない・乾燥していると困ることや嫌なことがあるか/潤いが足りていない・乾燥していると困ることや嫌なこと

■約7割が乾燥対策を行い、その対策は「ハンドクリームやオイルを塗る」がトップ

乾燥対策をしているか聞いたところ、68.7%が「している」と回答。

乾燥対策をしている人に対しその内容を聞くと、「ハンドクリームやオイルなどを塗る」が58.9%と最も多く、「常にお茶や水を補給する」が32.8%、「風呂に入る・シャワーを浴びる」が28.2%と続いた。

乾燥対策をしているか/乾燥対策の内容

また、乾燥対策として意識して摂取している成分や食べ物・飲み物を聞くと、「水・お湯」が34.3%、「お茶」が26.6%、「ビタミンC」が20.8%、「野菜」が19.6%と上位を占めた。

乾燥対策として意識して摂取している成分や食べ物・飲み物

■心に潤いを感じるときは「ゆっくりコーヒーやお酒を飲む時間」「家族や子供と過ごす時間」など

心に潤いを感じるときを自由回答で聞いたところ、以下のような回答が得られた。

心に潤いを感じるとき

■調査概要
調査対象:20~69歳の男女
有効回答数:1,100サンプル
調査地域:全国47都道府県
調査期間:11月17日~19日
調査手法:インターネットリサーチ

<参考>
クロス・マーケティング「潤いに関する調査(2023年)」