INDEX
学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くため、「資産形成」に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。
(1)「資産形成」に「興味がある」と回答した20代が7割を超える
「資産形成」に「興味がある」と回答した20代は50.8%に上った。「やや興味がある」24.9%を合わせると、7割以上の20代が「資産形成」に興味を持っている結果に。
「銀行口座に預金しておくよりも、資産を増やすことができる」「預金に入れておくだけでは、お金の価値が目減りしてしまう」「お金にも働いてもらいたい」「20代のうちに始めることが大切だと思う」「老後の年金に不安がある」といった声が寄せられたという。
(2)「資産形成を行っている」20代は36.5%
現在、「資産形成をしている」と回答した20代は36.5%、「資産形成をしていない」の回答は63.5%という結果に。
「興味はあるものの、実際に投資はしていない」「リスクも伴うので、きちんと情報収集をしてから始めたい」「どのように資産形成をするのが良いか分からない」といった声が上がった。
(3)2024年から始まる「新NISA」の認知率は8割を超える
2024年から、NISAが新制度になることについて、「知っている」と回答した20代は56.4%。「聞いたことはある」25.4%を合わせると、認知率は8割を超える結果に。
(4)約半数が「FIRE(早期リタイア)」に興味があると回答
「FIRE(早期リタイア)」に「興味がある」と回答した20代が23.8%に上り、「やや興味がある」28.2%を合わせると、半数以上の20代が「FIRE」に興味があることが判明。
「1つの選択肢だと思う」「早期リタイアよりは、柔軟な働き方で仕事を続けながら自由に生活するセミリタイアに興味がある」といった声が寄せられたとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2023年10月24日~2023年10月31日
調査機関:学情
調査対象:20代社会人
(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
有効回答数:181名
調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あり。
<参考>
学情『「資産形成」に関する調査』