TOYOTAは、BEV「bZ4X」をサブスクリプションサービス「KINTO」および全国トヨタレンタリース店を通じたリース販売に加え、11月13日より全国約4,400店舗のトヨタ販売店で現金一括・残価型割賦などの一般販売を開始すると発表した。

Z(4WD)<オプション装着車>

なお、同製品は機能や装備を一部改良し、扱いやすさもさらに向上しているという。具体的には、急速充電時間の改善やAUTO(ECO)モードの自動起動化等の機能を導入したほか、装備も充実。

また、必要な機能や装備を厳選し価格を抑えたGグレードを新たに追加したとのことだ。

■メーカー希望小売価格(消費税込み)

Gグレード:FWD 5,500,000円 4WD 6,000,000円 
Zグレード:FWD 6,000,000円 4WD 6,500,000円
なお、価格は一部の地域では異なる。リサイクル料金は別途必要。

■主な改良内容

1.急速充電時間の改善

冷間時のバッテリー暖機性能向上等により、低外気温下における充電時間を短縮
(駆動用電池充電警告灯点灯からSOC(※1)約80%までの充電時間を最大30%削減)

駆動用電池充電警告灯点灯からSOC約80%までのおおよその充電時間(※2)

2.BEVとしての実用性向上

●消費電力の抑制と空調制御の最適化により、実際の航続距離が延伸(※3)
・AUTO(ECO)モードが自動的に起動化され省電力を実現
・空調制御の最適化により消費電力を抑制
・湿度センサーが追加され、フロントガラスの曇りを検知し、外気取り込みのタイミングをより精密にコントロール

●充電中における車両の充電状態をメーターに表示
・現充電残量から、長距離ドライブ時などの急速充電器使用時に重要となる80%までの充電時間と現充電残量でのエアコンON・OFF別の走行可能距離をメーターに表示

3.装備の充実

●後席シートヒーター・助手席8Wayパワーシート・ブラック塗装のホイールアーチモールをZグレードに標準装備
●フラッシュハザードランプ(後方車両への接近警告)を全車に標準装備

4.Gグレードの追加設定

●必要な機能や装備を厳選し、価格を抑えたGグレードを新設定
・主な装備 : 18インチアルミホイール・4眼LEDヘッドランプ・12.3インチHDディスプレイ等

●Gグレード(FWD)のWLTC一充電走行距離は567km(※4)

※1 SOC: State of Charge(充電量)。
※2 充電時間はあくまで目安の時間であり、外気温や充電器の仕様などの条件により変わる場合がある。
※3 WLTCの一充電走行距離は従来と変わらない。
※4 Zグレード(FWD)のWLTC一充電走行距離は559km。